NYK 日本容器工業グループ 株式会社エヌ・ワイ・ケイ

特集 第37回 パワーの源

認めて、褒めて、
寄り添って。

 

NYK,受水槽,貯水槽,メーカー,鋼板製一体形タンク,食品タンク,エポキシ樹脂ライニング,防食施工

NYKNews Vol.37(2013年5月掲載)

 

子どもが通う小学校では、年に一度子育て講演会が催されます。
講師の先生によって講演のテーマは様々ですが、どの先生の話にも共通して出てくるのは「認めて」「褒めて」「寄り添って」。
そのひとつひとつは、次のようです。

 

@「認めて」
「□□だから好き」「△△してくれたから好き」ではなく「○○ちゃんのことが大好きよ」と「ありのままのあなたが好き」と伝えましょう。
A「褒めて」
手伝いをしてくれた時は「ありがとう。○○ちゃんが手伝ってくれて、お母さんとっても助かったわ」とたっぷり褒めましょう。
B「寄り添って」
たとえば、子どもが「学校に行きたくない」と言うような朝は「わかるよ。月曜日の朝だものね」と、まず子どもの気持ちを肯定し、寄り添いましょう。

 

それらを聞くたびにハッとします。どれもこれも、子どもたちがいつも私にしてくれていることばかりだからです。

 

@満点お母さんにはほど遠く反省することばかりなのに、子どもは「お母さん、大好き!」と、とびきりの笑顔で抱きついてきてくれます。
そのピカピカの笑顔に、必要とされている喜びと、今ここに在る幸せを感じます。
A「お母さん、いつもありがとう」「お弁当美味しかったよ。ごちそうさま」。子どもたちは、ことあるごとに私をねぎらってくれます。
褒められると嬉しくて、よーし、明日も頑張ろう!と力が湧いてくるのです。 
B「お母さんはいつも元気でニコニコ」がモットーの私ですが、それでも時には落ち込んでしまうことも。
すると子どもは「何かあった?」とすぐに気付いてくれて「こんなことがあって…」と話すと「オレもそういうことあるよ」と頷いてくれたり…。
味方のいることのなんて心強いこと!どんなことも家族の命に比べたら小さい小さい、と元気と笑顔を取り戻すのです。

 

こうしてみますと「認めて」「褒めて」「寄り添って」は、子どもに限らず、人に生きるパワーを与えてくれる大切なキーワードだなと思います。

 

子育て講演会に参加すると、子どもが生まれた時の「元気でさえいてくれれば」の原点を思い出します。
新年度、新しいことや出会いがたくさん。家族ひとりひとりを「認めて・褒めて・寄り添って」応援していこうと思います。

 

特集 第38回 乾杯!

たくさんの親切に
囲まれている幸せに。

 

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NYKNews Vol.38(2013年7月掲載)

 

小学校の親子除草に行くべく支度をしていたある朝「ピンポーン」とチャイムが鳴りました。「ハーイ」インターホンで応答すると「隣の工事の者です」。
お隣は数日前から屋根の塗り替え工事中。ご挨拶かしらと玄関に出ました。
作業着姿の職人さんが「お声をかけていいものかどうか迷ったのですが…」と恐縮した様子で立っていました。
「作業をしていて屋根から見えたのですが、お宅の給湯器の室外機から水が漏れているようです。昨日は少しだったのですが、今日はだだ漏れで」。
職人さんと家の裏に回りそれを見ると、確かに水がしたたり落ちていて。
「ご親切にありがとうございます」と心からお礼を言い、あわてて家に戻りました。
ガス器具の故障は初めてのこと。家が密集しているので何かあっては大変と、ドキドキしながらガス屋さんに電話しました。

 

早朝にもかかわらず、ガス屋さんはすぐに来てくれました。室外機を開けると、中はだいぶ老朽化していて、新しいものに換えた方がよいとのこと。
「スタンダードなタイプのものは在庫がありますが、他のものですと取り寄せになるかもしれません」。取り寄せると二〜三日かかるとのことでしたが「今使っているものと同じ容量のもので」とお願いしました。

 

在庫を確認に事業所に戻ったガス屋さんからの連絡を待っていると、別のお隣の、小学生のお子さんをお持ちの奥さんが家から出てきました。事情を説明し「今日の除草には行けないかも」と話しました。
少ししてガス屋さんから電話が。「ご依頼のタイプの給湯器はうちにはありませんでしたが、他の事業所にあったので、これから取りに行ってきます」。
ガス屋さんはそれから往復二時間かけて取りに行ってくれて、その日のうちにすっかり新しいものに交換してくれました。

 

その日の夕方、学校から帰ってくるなり息子は「給湯器大丈夫だった?」と、いつもの笑顔で聞きました。
お隣の奥さんが、息子に私が親子除草に行けないこととその理由を伝えてくれたそうです。朝「あとで行くね」と見送ったのに、お母さんたちの中に母親の姿がなかったらさぞかし心配したことでしょう。その気遣いに感謝しました。

 

おかげで、一日も休むことなくお風呂を沸かすことができました。
夜、湯船につかりながら、慌ただしかった一日を振り返りました。
水が漏れているのを親切に教えてくれた職人さん。遠くまで車を走らせて一日で給湯器を交換してくれたガス屋さん。私が学校に行けないことを息子に伝えてくれたお隣の奥さん。
みんないい人ばかりだなあ。たくさんの親切に囲まれて暮らしているんだなあ。心までぽっかぽかに温まった一日でした。

 

特集 第39回 本物の力

良いものは
ずっとそこに。

 

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NYKNews Vol.39(2013年9月掲載)

 

子どもの頃大好きだったテレビ番組に『空中都市008(ゼロゼロエイト)』という人形劇がありました。
当時、NHK夕方6時台といえば『ひょっこりひょうたん島』『南総里見八犬伝』『少年ドラマシリーズ』などの良質な子ども番組の時間。『空中都市008』もそのひとつでした。
科学技術が進歩した遥か未来の物語。記憶に鮮明に残っているのは、幾重にも重なった筒状の立体交差で、そこを走る自動車は行き先を入力するだけで目的地に着く自動運転。
幼かった私は、それら現実とあまりにもかけはなれた未来の生活を、毎日ワクワクしながら見ていました。

 

ところで、前回、私の家のガス給湯器が壊れて新しくしたという話をしました。
その時良い機会と、ガスコンロも交換することにしたのです。こちらも家の新築以来十数年使用し続けているもので、そろそろと思っていたところでした。

 

パンフレットを見ると、ガスコンロも知らぬ間に進化していて、タイマーが付いていたり、グリルにいたっては魚の両面を自動で焼くことができたり。
中でも驚いたのは、炊飯機能が付いていること。以前雑誌で料理研究家の方が「ご飯はガスで炊いた方が美味しいので、少し手間ですがガスで炊いてます」と話すのを読んだことがあり、ガスで炊いたご飯というのはどんなに美味しいものなのだろうと、とても興味がありました。
数日後、私の家に新しいガスコンロがきました。付属の炊飯用の鍋も注文しておいたので、早速その夜ご飯を炊いてみることに。
炊飯機能というのは、ガスを点けると同時に『ご飯』のボタンを押すだけ。「始めチョロチョロ中パッパ」から消火まで全自動。『ピー』と鳴ったら蒸らしも完了、この間およそ四十分。
期待したお焦げは、鍋がテフロン加工のためできなかったものの、その炊きたてご飯のなんて美味しいこと!!昨日までと同じお米とは思えないほどピカピカで甘みが強く、ご飯だけでもいくらでも食べられる感動の美味しさ。
さらに驚いたのは、冷めたご飯の美味しさです。保温機能はないので次第に冷めていくのですが、少しも固くならず美味しさそのまま。高校生の息子からも「お弁当のご飯、冷めてもモチモチしてて美味しかったよ」と大好評。

 

『空中都市008』に釘付けだった少女は今や大学生の娘もいて、随分未来に来たものだと感慨深く思います。
テレビの中で描かれていた、まるで夢のような未来のものが次々と現実になった今でも、やっぱりガスで炊いたご飯が美味しいなんて、なんだか素敵なこと。良いものは良いものとして、いつの時代にもこうして在り続けていくのだなと、炊きたてご飯を頬張りながら嬉しく思いました。

 

特集 第40回〜第42回


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